うしの中山の取り組み
肥育環境
うしの中山が大きく投資していることのひとつに牛の肥育環境があります。
もし人であればと考えるうしの中山では人間であっても
心地よく過ごせるような牛舎を目指し環境整備を行っています。
広さ
1部屋に2頭
通常の農場では12㎡の広さに対して牛2頭を割り当てますが、うしの中山では18㎡の部屋に2頭という約1.5倍の広さを確保。
十分なスペースがあるので一頭一頭を目で管理でき、体調管理がしやすく、また牛のストレスも軽減します。
ブラシ
全部屋設置の専用ブラシ
1部屋に1つセルフブラッシング用のブラシを設置。
人の手がなくても牛が痒い所を好きなときに掻くことができストレスを大きく軽減できます。
また、ブラッシングの回数が自然と増えるのでシラミもほとんどおらず、牛たちの衛生管理にも 役立っています。
飼料
うま味を高めるこだわりの飼料
うまみと肉質にこだわり、15種類以上の素材・ビール酵母を混ぜた特別配合の安心安全な飼料を与えています。
肉質やうま味を高めるため、大豆由来の原料「煎り大豆」「煎り大豆皮」「ごま油かす」「麹菌」「パインMIX-UP」「バガスチップ」を多く使用することで、高い値のグルタミン・アラニンを生み出し最高の牛肉となるのです。
うまみを追求した技術、ストレスのない環境で育てられた牛は、オレイン酸の値が高く、脂の融点は低いため「フワッ」と溶ろけ、口に脂が残ることなく身体の中に入る食べやすい肉質となっております。
もも肉まで美しいサシの入ったうしの中山の牛肉はうまみと上等なサシを兼ね備えたすべての方にご満足いただける肉質を自信を持ってお届けしています。
鹿児島県長島町で牛飼いを始めた日から牛に人生をかけ美味しい牛肉の追求に挑戦し続けてきました。 命をいただいて成り立つ牛飼いとして、命に感謝することが第一。
4,800頭以上を抱える現在でも一頭一頭の牛へ敬意を払い、エサや設備の改善に日々取り組んでいます。
60年以上の経験で培った牛の能力を最大限に引き出す肥育技術は国内でも高い評価をいただき、技術の追求はこれからも続いていきます。